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インド料理店ビジネス考察1

 インド料理店の出店が加速している。それほど一等地ではない場所で、従業員3名ほどで運営している店舗が多い。なお、インド料理店の看板を掲げているが、ほとんどがネパール人の経営によるものである。
 ネパール人が日本のインド料理店に関わるには、コックとして雇われる方法と、経営者として経営を行う方法の2つがある。最初は、コックとして就労ビザで来日し、資金が溜まったら、店舗を開店するというやり方が一般的である。その際、配偶者と子供を呼び寄せることができるため(家族滞在ビザ)、配偶者は許可された週28時間の範囲内で、パートの仕事を行う場合が多い。
 近年、課題となっているのが、呼び寄せた子供の在留資格である。日本の成人年齢18歳以上になると、家族帯同ビザを更新できなくなるため、大学等に進学するか(留学ビザ)、あるいは、インド料理店の経営者として在留資格を維持する必要が出てきている。
 
執筆 小林祐介

添付記事 RC Indian Restaurant シブ・ガウタム氏

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